[2010/08/26] 気をつけよう「熱中症」

暑い夏のシーズン。毎年この時期になると必ずと言っていいほど、救急で運び込まれる病気の一つに熱中症が上げられます。

この熱中症は、主に夏場に多発し、そのほとんどが飼い主のほんのちょっとした不注意や油断により、かけがえのない家族の一員である動物たちを、突然死に追いやる非常に恐ろしい病気です。しかし、飼い主が日頃から十分注意しておれば、まず罹ることのない病気でもあります。特に太っている犬や、短頭種、足の短い犬、幼犬、老犬などは注意が必要です。

 

原因は、高温で換気の悪い所に閉じ込めた時など

1.カンカン照りの日中、自動車の中に犬を置いたまま窓を閉め切った状態で、クーラーもつけずに離れた時。

2.家の窓を閉め切ったまま長時間留守にした時。

3.炎天下日陰のない所に、飲み水も与えず犬を繋ぎっぱなしにした時。

4.日中太陽がカンカン照りの中、アスファルトやセメントの上を長時間散歩させた時。

 

症状は

1.体温が急激に上昇し(41度~43度位までになる)

2.人に比べ汗腺の発達が悪く汗をかくことのできない犬は、何とか体温を下げようと必死に喘ぐ。

3.だんだん呼吸が速く荒くなる。

4.息切れ(パンティング)を起こす。

5.次第に呼吸ができなくなりついにはショック状態に陥り死に至る。

 

予防方法は

1.車から離れる時は必ず犬も一緒に連れ出すこと。

2.どうしても連れて行くことができない時はクーラーをつけておくこと。

3.長時間家を留守にする時はクーラーを軽くつけておくか、天窓を開け扇風機を回しっぱなしにして換気を行うこと。

4.屋外で飼っておられる方は、犬を繋ぎっぱなしにしないで自由に移動できるようにすること。

5.どうしても繋いで飼わなければならない時は、風通しの良い所に日陰を作り、飲み水は十分用意し何時でも飲める状態にしておくこと。

6.散歩をする時間帯は、日中は極力避け早朝とか日が落ちて地面が冷たくなってからにすること。

 

万一熱中症になってしまった。飼い主にできることは

1.一刻も早く水の中に体を漬けるか、ホース等で全身に水をかけ体温を下げる。

2.氷水に漬けたバスタオル等で体を包んで、一刻も早く動物病院に連れて行き、適切な処置を受ける。

意識が朦朧としている、意識がない、呼びかけても反応がないか反応が弱い、こんな時はもちろんですが、軽く見えても、後から症状が悪化することが多いので注意が必要です。症状が落ち着いたら、できるだけ早く病院へ行かれることをお勧めします。特に体温が41度を超えるような場合は、血管内に血栓(血の固まり)ができる播種性血管内凝固症候群(DIC)に陥り、救命率が大きく下がります。

 

貴方の適切な判断と処置が大切な愛犬の命を救います。

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