1年1回のワクチンの追加接種をすることにより下記の病気に対する抗体が体内に作られ、 一定量以上の抗体があるとウイルスの感染を受けても発症を予防することができます。
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猫はこの他に猫伝染性腹膜炎という、予防方法も治療方法も無い非常に恐ろしい伝染病があります。 こうした病気や交通事故、喧嘩による怪我から愛猫を守るため、最近では室内で飼育する方が増えています。
※当院における幼令期のワクチン接種推奨プログラム
犬・猫共将来子供を産ませる予定が無い場合は、生後6ヶ月~1年以内くらいの間に雄は去勢手術、
雌は避妊手術を受けるようにしましょう。
ノミは昆虫類の隠翅目(ノミ目)に属し、梅雨前後から秋にかけ犬や猫の
皮膚に寄生し、ノミアレルギー性皮膚炎を発症します。
近年では夏場だけでなく、地球温暖化や住宅環境の変化によりほぼ
年中生息しています。
ノミにとって好適な温度は18~32度、湿度は75~85%で環境状況が
整えば爆発的な繁殖を繰り返します。
日本の犬に寄生しているノミの80%はネコノミで、ネコノミは人にも
犬にも、もちろん猫にも寄生し、雌雄とも吸血します。
近年では犬・猫とも、一度頚部皮下にノミ駆除薬を滴下することにより、1ヶ月~2ヶ月に渡りノミの成虫駆除、
幼虫の発育を阻害、成虫が産んだ卵のふ化を阻止できます。
非常に効果的かつ安全性の高い薬が開発されています。
お気軽にご相談ください。
マダニの寄生は吸血による貧血を起こすだけでなく、犬では、
犬バベシア症といって、バベシア原虫が赤血球に寄生し、
破壊することによる貧血、発熱、食欲不振、黄疸等が見られ、
死に至ることもある非常に恐ろしい病気を媒介します。
猫では、猫ヘモバルトネラ症といって、ヘモバルトネラという
リケッチアが赤血球の表面に寄生し、貧血、発熱、
食欲不振等が見られ、死に至ることもある病気の媒介をすることがあります。
ノミの駆除薬と同じものを使用しますが、効果の持続時間が約1ヶ月間ですので、 ダニの発生期間は1ヶ月に1回駆除薬を頚部皮下に滴下する必要があります。